■ 宮戸のピアノ教室 工事工程記録
070311 解体も終わり、更地になる。いよいよ工事の始まりです。
070313 基礎工事の前に、地盤調査(スェーデン式サウンディング試験)を行う。
地盤は良好で、設計どおりのベタ基礎で進む。。
※ スェーデン式サウンディング試験(SS試験)
スクリュウポイントを取り付けたロットの頭部に、100kgまでの加重を加えて貫入を測り、
貫入が止まったらハンドルに回転を加えて地中にねじ込み、1Mねじ込むのに
必要な半回転数を測定する方法。
(住宅金融公庫 木造住宅工事仕様書より)
070322 地業工事を完了し、捨コンクリートを打つ。
防湿シートが、隙間なく敷き詰められていることがわかる。
070326 基礎の配筋(鉄筋を組む事)が完了したので配筋検査を行う。
立ち上がり部分もきれいに200ピッチで上下にきちんとフックが
取り付けられているの確認できる。OKです!
070328 基礎立上がりコンクリートの打設。
コンクリートの養生期間を確保し、来週はじめに
型枠をはずせば基礎工事の完了です。
(コンクリートは1日たてば人が乗ることができる程度の
強度がでてきますが、1日では4週強度の15%に
すぎません。きちんと標準仕様書等に則した型枠の
存置期間が必要です。)
070405 型枠がはずされ、基礎工事の完了。
駐車場部分の土間コンクリート下の砕石が敷かれています。
070412 ヒノキの土台がひかれました。
きちんとビニールで養生されて、雨が降っても、安心。
足場が組まれはじめ、上棟も間近です。
070414 鉄骨階段の搬入。エキスパンドペタルの踏板で光が、2階から1階へ
そそがれます。仕上がった時が楽しみな部分です。
070416 祝!上棟です。途中から雨に降られましたが、職人さんたちの頑張りの
おかげで無事上棟しました。お施主さんの好意により、手厚い上棟式を
開いて頂きありがとうございました。
私も含め、工事にたずさわる者の励みになります。
右上高いところに、上棟飾りが付けられお清めもしました。
070421 上棟より急ピッチで屋根の野地板が張られ、トップライトが取り付けられる。
開口部のサッシがすべて入れば、多少の雨でも安心です。大工さんに感謝。
2階リビングは、天井も高くトップライトの効果で明るい良い空間になりそう。
土台等、防蟻剤の塗布も完了です。
070427 外回りのサッシが入る。屋根の鈑金工事も始まりました。
内部も、木工事はもちろん電気工事等も同時進行。
070502 ピアノ室の換気扇。中間消音ダクトで外部に音が聞こえにくい
ようにしています。形状はオートバイのマフラーのよう。
070507 正面外壁にガルバリウム鋼板を貼り始める。
今回は、意匠的にかなりこだわった菱葺です。
予想通り(いやそれ以上に)良いできです。
以前は、農家の大屋根に多く見られた菱葺ですが
1枚1枚丁寧に貼っていき、手間がかかる為か
最近ではあまり見られなくなりました。
070514 外壁の菱葺が貼られる。足場があるのでわかりづらいですが、
個性的な雰囲気をすでにはなっております。
070526 2階リビングの勾配天井にシナ合板が貼られる。
目透かし貼の為、下地の合板と仕上げの合板と
大工さんがきちんと2重貼りにしてくれています。
(仕上げ1枚貼りの方法も有りますが、2重貼の方が
より手間が掛かった良い貼り方です。)
温かみのある、明るい空間が出来上がりつつある。
070608 ラセン階段も完成。上部からの光を美しく通している。
070609 竣工間近です。小さいながらピアノ教室としての存在感を持つ
建築となる。引渡し後、車庫部分床のスリットにお施主さんが
玉竜を植えていただけると、より一層良い雰囲気になるでしょう!