「雨風ハウス」ユニット
「雨風タウンハウス」
(社)埼玉建築士会 県南支部主催
2005年第3回建築展記念コンペ 入賞致しました!
条件:「21世紀の住まいと暮らしのモデルになるようなコンセプトの提案」 A1横表現・別途模型等可
※模型等の概要のみこのHPに記載します。
『雨風ハウス』・・・
食いしん坊な家族に捧げる
(とどのつまりは、美味しいところをちょっとづつ無理なく取り入れたエコ住宅という事です!)
(雨風:酒も飲み、甘い菓子も好きなこと。両刀使い。【大辞林より】)
あめかぜ
アメカゼ
雨風ハウスの特徴(キーワード)
■ 風力発電・・・・・・・・
遮るものが何も無い、河川からの風をいっぱい
に受け電力をつくる。家庭用の小型の発電機
を2機使用。
■ 太陽光発電・・・・・・
■ 雨水利用タンク・・・
■ 光触媒外装材・・・・
■ SI 住宅・・・・・・・・・・
■ シンプル・回遊性・・・
■ フレキシビリティー・・・・・
■ 延長と見立てる・・・
■ ミミズコンポスト・・・・・・
■ ペレットストーブ・・・・・・
■ エコキュート・・・・・・・・・・
■ サスティナブルシティ・・・
風力発電との組み合わせによって、使用するハイブリットソーラースステムを採用。(蓄電して使用する方法と電力会社に電気を買ってもらう方法の2種類の選択がある。)
シンプルな構造のステンレス製雨水貯留タンク。庭木の散水・車の洗浄・火災の初期消火・非常用水などに雨水を利用する。
タイル等では一般的になった光触媒技術(ハイドロテクト)。コンクリート打放し用のクリアーコートにも
その技術が生かされている。太陽の紫外線と雨水にさらされて、超親水性+分解を発揮。セルフクリーニング効果が得られる。
(スケルトンインフィル)
○スケルトン(骨格):住宅の構造体。梁・柱・床などの骨組みで耐久的な部分。
○インフィル(充填材):内装材・設備・間取りなど消耗的な部分。
SI住宅とはスケルトンとインフィルを分け、外側の構造を長持ちするものに(RC・ボイドスラブ採用)設備や間取りなどの内側は、将来的に変更が容易に変更できるという考え方。
平面プランは単純化し、ワルーム型を基本に回遊性を持たせている。
ライフスタイルに合わせて、間取りの変更ができるように計画(SI住宅の観点とも一致する。)
ルーフガーデン・テラスガーデンを内部の延長と見立て、河川・遊歩道をテラスガーデンの延長と見立てた。庭木や植物も、住宅の一部と考える。
Compostとは本来有機肥料という意味。生ゴミをミミズや微生物・バクテリア等によって処理してもらう生ゴミ処理器のことである。処理が早い電動タイプのものもあるが、エコという観点からはミミズたちに任せる方を選択したい。
従来の薪ストーブの燃料を薪から木質ペレットへ変えたストーブ。(ファンヒータータイプなどもある)
木質ペレット:間伐材などの木を細かく砕き乾燥させて接着剤を使用せず圧縮成型した固形燃料。石油や石炭に比べて木質自然燃料は余分な二酸化炭素の放出を減らし、山林資源を有効に活用する燃料として注目されている。(新建築
住宅特集より)
自然の空気の熱をヒートポンプシステムで取り入れることにより従来の1/3ノエネルギーでお湯を沸かす給湯機。フロン系冷媒は使っていないのでオゾン層破壊係数はゼロである。
21世紀から未来へ向けて、環境共生都市・持続可能な都市づくりをするためには、個人レベルでの「住まいや暮らしの意識」も極めて重要な役割をもつであろう。また、「雨風ハウス」は壁を共有させる長屋形式で、2・3・4・・・・戸と住戸を連続させる事でタウンハウス型集合住宅の形態が可能な構成としている。
(持続可能な都市)
↓ 連続